ファン待望のファンディスク、『ファタモルガーナの館-Another Episodes-』の全エピソードをコンプいたしました。
公式で「究極のバッドエンド」と謳っているだけあって、実に重いお話でした。
本編からの流れを考えれば、予想の範囲内ではありますが…それでも本当に重かった…。
メインエピソード以外にもたくさんのサブエピソードが収録されているので、かなり濃い内容です!
数が多いので、順にレビュー・解説していきたいと思います。
※内容に『ファタモルガーナの館』本編のネタバレが若干含まれます。
関連リンク:【ノベクタクル 公式サイト】
関連リンク:【ファタモルアナザー 特設ページ】
ミシェルが介入しなかった本編最終章
本編では構成の関係で駆け足進行だった、モルガーナの過去を濃密に描いたお話が今回のメインエピソードにあたります。
かつては正義感に溢れていた青年が…どのようにして暴君となったのか…。
紡がれたはずの友情や愛がどうのようにして崩れさったのか…。
本編をプレイしている人ならば、悲しいお話である事は容易に想像できるはず。
確かに辛く重い…、しかし、決して目を背けてはいけないエピソードがここにはありました。
「広い世界なんていらないから、私たちのーーー」
この台詞の真意を是非自分の目と耳で体験してみてくでさい。
青年ヤコポと少女モルガーナの関係は何ともいえない愛くるしさがありました、青年ヤコポ最高や!(今なら人気投票で一位も夢じゃない…!?)
あと、新キャラ達も個性豊かで、燃えたり萌えたりと大忙しなので、そちらもお楽しみに!
管理人はファタモルに唯一足りなかった灰色分をチャージしてくれた「オジロンオディロン」が超ストライクゾーンでした。(筋肉やバルニエも良かったがやっぱり爺様や!)
サブエピソードは大きく分けて全部で3つ
メインだけでも結構なボリュームですが、それに加えてサブエピソードが3つも付いてくる!
なんという太っ腹!なんという大盤振る舞い!
どのエピソードもボリューム自体は短いですが、内容はとても濃い仕上がりです。
特に、「アセント・デリ」は「The Archives」に収録されたSSに加筆してゲーム化したものなので、楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか!?
アセント・デリ
館にジゼルがやってくる前、実はもう一人ミシェルの心の壁を解そうとした人物がいた。
「The Archives」に収録されたSS「アセント・デリ」がついにビジュアルノベルで語られる。
ミシェルとイメオンが紡ぐ友情物語…友情とは縁遠そうなミシェルなだけに新鮮な感覚でしたw
後から出てきたポッとでの脇役じゃないぜ!
滅びゆく物語に
「滅びゆく物語に」は全三篇の短編集です。
どのエピソードも安定してダークでディープですが、ジョルジュ(絵画)の過去が語られた、「三、絵画のひとりごと」は結構衝撃的でした。
まぁ、あのエメなら想像できなくはないですが…オチも含めて色々と考えさせられました…。
アフターハッピーエンド
「リア充爆発しろ!」
なんだ、この美男美女カップルは…
こんなの見せられたら、ヤコポでなくても発狂するわ!(まぁ、1000年単位である種爆発した後なんで、文句なんて全くないけどさ…。)
いやー、魅せ付けてくれちゃいますよ~
ほんとに、イチャイチャしやがって!
映画の選択肢のところではアクションを選択する事を強くオススメしますね!(セーブして全選択肢試した人)
「マッド○ックス」観た後なら、ジゼルのあのテンションは頷ける!
ここから先の二人の物語も見てみたい気もしますが…
あまり覗きみちゃうと、ミシェルもやりたいことできないですしね!
後は二人のお楽しみだ~お幸せに~
クリア後もまだまだ終わらない…
メイン+サブエピソードをクリアしてもまだまだ終わりじゃない…。
毎度お馴染みの「舞台裏」に加えて、サプライズが用意されています!
一部のファンと一部のキャラクターが奮起しちゃいそうな超ご褒美サプライズを是非目撃してね。
『ファタモルガーナの館』をプレイした時に感じた誰かと共有したいという感情が、アナザーエピソードをプレイすることでより強いものとなりました。(リア充に対する思いを爆発させよう!)
本編が楽しめた人ならば間違いなく満足できるファンディスクに仕上がっています。
自信を持ってオススメできるので、迷わずに飛び込んできてください!
ジゼルみたいな彼女かミシェルみたいな隣人が欲しい管理人がお送りしました…。
あっ!オディロンみたいなおじいちゃんでも可!
きゃすとのオススメ【
Amazon:ファタモルガーナの館-AnotherEpisodes-
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