皆さんは、『どうぶつタワーバトル』というスマホゲームをご存知でしょうか?
現在、ツイッター等SNSを中心に話題沸騰中の対戦パズルゲーム『どうぶつタワーバトル』。
シンプル過ぎる画面とほのぼのした動物たちの印象とは裏腹に弱肉強食のレーティングバトルが楽しめる本格派の為のガチゲーム。そのストイックさは、「e-スポーツ」と称される程にガチ!
その面白さとガチさ加減は、SNSを通じて瞬く間に広がり、一時的とは言え、なんとあの覇権ゲーム『どうぶつの森ポケットキャンプ』を抜き、アンドロイド人気ランキング1位を獲得した程です。
爆発的な広がりを見せる『どうぶつタワーバトル』の魅力とヒットの秘訣を割と真面目かつ冷静に考察してみましたのでご覧ください。
『どうぶつタワーバトル』の面白さ・人気の理由
完全実力主義!シンプルだが奥深い戦略性!
まず、簡単にルールを説明します。
ランダムで降って来る動物を積み上げ、それが崩れ落下するまで交互に続ける。…以上。
「複雑なルールなんて必要ない。【積む】という原始的な行動さえあれば闘争は成立するのだ。」
誰でも遊べるシンプルなルールですが、その内に秘める戦略性と駆け引きは真の闘争そのもの。
堅実に積み上げる者もいれば、トリッキーな戦法により相手を翻弄する者もいる…。
様々な形状を持つ動物たちをそれぞれの思惑により構築していき相手を出し抜く。
そこは『実力』と『僅かな運』が全てを左右する…まさに『弱肉強食の世界』そのものだ。
対象年齢【3歳以上】。本格派を育てる英才教育!?
さっきから【弱肉強食】、【闘争】、【実力主義】等、荒々しい言葉が頻繁に登場しているが誤解しないでほしい。このゲームのレーティングは【3歳以上】である。
これだけ本格的な【闘争】を演出しておきながらレーティングは【3歳以上】という奇跡。
この事実、感謝すべきか否か…。
幼子の身にも本物の闘争を…本格派を育てる為の英才教育とでもいうのでしょうか?
ちなみに筆者の4歳になる甥っ子は悠々と【キリン】のデルタトラップや【オカピー】のアンバランス戦術を巧みに使いこなしていました。
動物を積み上げる事によって得られるセラピー効果
【闘争】と言ってもそのビジュアルは可愛い動物そのもの。
一説によると動物を積み上げる事によるセラピー効果もあるとかないとか?
首に過負荷をかけられる【キリン】や【ゾウ】を背に乗せられる小動物たちの気持ちを考えると何とも言えない暖かい気持ちになれます。
ツイッター等、SNSを意識した製作者の巧みな戦略
SNSでの拡散を強く意識した洗練されたインターフェースもヒットした一因です。
「あ、今のバトル凄く良かった!」「大爆笑のバグ発生www」「俺の神プレイ見てくれよ!」と自らの自己顕示欲を画像や動画に乗せてシェアするのが今や当たり前。
ここを如何に動的に作れているかはアプリのヒットの生命線であります。
その点、『どうぶつタワーバトル』は完璧で、「あ、今の動画撮っておけばよかった…」が発生しないようにバトルごとの動画ログを残している徹底さ具合。
シェア漏れを限界まで減らす…。
「製作者である『Yuta Yabuzaki』の実力は化物か?」…と驚くばかりです。
ほのぼのした雰囲気にぶち込まれるガチンコレーティングシステム!
『どうぶつタワーバトル』の何がガチなのか?
『ポケモン』、『FPS』、『格ゲー』etc、対戦ゲームにおいて己の強さを表す【レート】という概念。
『どうぶつタワーバトル』は、【総合レート】の他に、【連勝数】、【総勝利・敗北数】、【勝利数(日別)】とかなり明確かつ細分化されたレーティングシステムを採用しています。
近年では、この【キルレシオ】を明記する事が初心者やライトユーザーのモチベーションを下げるなどの理由から誤魔化すゲームも多いというのに…この潔さ!
【総勝利数・敗北数】の表示は正に諸刃の剣。「 半端な気持ちで入ってくるなよ……デュエルの世界によぉ!! 」とはこのことです。
触ってみると実際に面白いという事実!
ここまですこぶるテキトーな事を書き綴ってきましたが、その人気の秘訣は、「何だこれ?」という奇抜さとキャッチーさ、そして、実際に触った時の確かな面白さにあると筆者は考えています。
この人気が一過性のものかどうかは今後の動向を見守る他ありませんが、ゲームとしての面白さは確かに存在する。…それだけは声高に訴えたいです。
個人なのかチームなのか分かりませんが、提供元である『Yuta Yabuzaki』に拍手と感謝の意を!
タイトル | どうぶつタワーバトル |
キャリア | アンドロイド |
対象年齢 | 三歳以上 |
コメント
[…] 【どうぶつタワーバトルの面白さと流行った理由は何か?】(eスポーツ) […]