話題になりすぎて、どこに行っても品切れ中でしたが、やっとの事で購入できました!
冒険者にとって体は資本!
今日も栄養バランスの良い食事を求めて、冒険者はモンスターを狩る。
異色の「腹ペコダンジョンファンタジー」漫画をぐぐ~っとご紹介!!
「ダンジョン飯」とは?
ダンジョンの最深部にて、ドラゴンと対峙する冒険者・ライオス一行
空腹の為、全滅しかけるが、脱出魔法により命からがら逃げ延びる事に成功する。
しかし、妹のファリンは既にドラゴンの腹の中だったため脱出する事ができなかった!
「何とか消化される前に妹を助け出さねば…。」
「しかし、腹が減ったな…。」
ダンジョン攻略には金がいる。だが、金はないし時間もない。
「ならば食べるしかないだろう!?モンスターを」
作者「九井諒子」
同人活動・Pixiv・自身のウェブサイト等で作品発表活動を経て、2011年にて商業誌にて作品発表を開始。独自の世界観を美麗で可愛らしいイラストで描ききる、奇才の漫画家。
2013年に発表した「ひきだしにテラリウム」は、第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。現在までに3冊の短編集を発売しており、本作「ダンジョン飯」は初の連載作品となる。
単行本
- 竜の学校は山の上
- 竜のかわいい七つの子
- ひきだしにテラリウム
試し読み:ひきだしにテラリウム
Amazon:九井諒子作品
おいしく食べようモンスター
文字だけで見ると普通だが、食材は当然モンスター。
「スライム」だろうが「歩くきのこ」だろうが食べれそうなものは何でも食べる。
しかし、ただ食べるだけでは駄目だ!栄養のバランス、正しい調理法、そして何より美味しくないと楽しくない!ドラゴンを食べる為に妹を助ける為に冒険者は今日も食べる!!
魔物の正しい調理法
例えば「歩き茸」の足の部分は独特ないい香りがして美味である。尻の部分は石づきなので捨て、表面も3センチメートルくらい処理すると美味しくいただける。
「マンドレイク」は抜いたら叫ぶ前に首を落とす。しかし、叫ばせればアクが抜けてまろやかな味になるなど、今までのファンタジーものでは得られなかった情報が盛りだくさん!
着眼点が面白い!
料理・グルメと言えば漫画の鉄板ジャンルだが、まさか、モンスター調理法をテーマにするとは…。
九井諒子さんは元々独自の世界観を構成することに長けた漫画家ではあるが、ここまで斜め上のものを出してくるとはね…。しかも、これが初の連載ものなんだぜ…。
巻末には書下ろしおまけである「モンスターよもやま話」も収録されています。これを読めば、モンスター料理のディープな魅力に取り憑かれる事間違いなし!
amazon:ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)
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