『ダンジョン飯9巻』のおかげでブログを書くモチベが高まりました!
…って話が冗談じゃないレベルでこの漫画は面白すぎる!
「ファンタジー×飯物」作品として始まった本作が、とてつもなく重厚なハイファンタジー作品に昇華されつつあるの震えるなぁ…(*´ω`*)
※設定などについては作中で丁寧に解説されているので、特にここで書くつもりはありません。本記事は、個人的に印象に残ったポイントに対するコメントを羅列していくだけのものです。要するに感想記事って事!
サキュバスがマルシルの姿だったの良いよね
ライオスの前に現れたサキュバス・モスキートがマルシルの姿だったのは、その後の「隠蔽しなくては」も含めて嬉し面白い展開でした。
結局『ギガヘプタマルシル』(空想の化け物)ってオチでカモフラージュされてはいましたが、マルシルがベースになる程度には気になってるってのは良い傾向。
マルシルの理想(死の眼帯貴公子)は流石に趣味ワルすぎて笑っちゃいましたね(笑)。
センシが何に魅了されたのかが不明だったのが唯一の心残りです。
エルフの隊長の性別で驚き
カナリア隊の隊長「ミスルン」の性別が男性だったのが最大の驚きポイントでした。
言われると確かに男性に見えない事も無いですが、このビジュアルは女性だと勘違いしていた人も多いのでは?
バックボーンもかなり壮絶で、たったの数話でキャラが立ってしまったの本当に凄い!
尺を長くとらなくてもキャラクターの魅力を引き出せる所に九井先生の漫画力を感じます。
表紙イラストで手に持ってるまな板みたいな武器は何なんだろう…?
ライオスの欲望で世界がヤバイ
狂乱の魔術師よりもヤバイ奴の存在がここにきて明らかになりました。
迷宮の力の源である”悪魔”は、冒険者の欲望を喰らい力を蓄えるとの事ですが、底なしの欲望(魔物食への探求)を持つライオスが主になってしまったら、この世界のピンチなのでは?
生理的欲求こそ”最強”ってのも説得力あるし、それがライオスをターゲットとしてるなら恐ろしさしか感じませんね(笑)。
ライオスは食欲以外でもそれっぽい部分(若干異常性癖)も含んでる気がするし、もう本格的に世界の危機なのでは?
すっかりリッチなファンタジー作品になってる
ファンタジー系めし物漫画として始まった本作ですが、いつの間にか硬派なハイファンタジー作品になってるの本当に凄い!
しかし、だからと言って「飯もの漫画」という一面も損なわれておらず、更に”食欲”という人間の根源が物語のゴール地点と繋がろうとしているのは本当にアッパレですね。
終始コミカルなのに、底んところに漂っているものはしっかりどす黒いのホントうまいですわ…。
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