秋田書店の女性向けミステリー雑誌『ミステリーボニータ』にて好評連載中の「ファタモルガーナの館 あなたの瞳を閉ざす物語」の第一巻が発売になりました。
「ファタモル」ファンとして、コミカライズ版も当然押えておきますよ!
レディースコミックなので、秋田書店の少女マンガコーナーに平積みされていました。
買いに行って見当たらなかったらお店の人に聞いてみてね!
ファタモルガーナの館 あなたの瞳を閉ざす物語
表紙は女中さんと白い髪の娘の美麗イラストで結構目立つと思います。
表紙をめくるとまたまた女中さんがお出迎え。
基本的には原作準拠でお話が進んでいきますが、漫画とノベルゲームでは表現の質が異なるので原作者である「縹けいか」氏によって新たに構成が切られています。
物語の導入部分や演出など結構漫画独自の表現を見る事ができて原作プレイ組からすると新鮮な気持ちで読む事ができますね。
第一の扉「ローズ家・薔薇の庭園」
第一の記憶は薔薇に囲まれた美しい館に住む「ローズ家」
とても仲の良い兄妹「メル」と「ネリー」のお話。
まさかこの二人があんな事になってしまうとはねぇ~…。
あとがきにも書かれていますが、「白い髪の娘」が「メル」に『物語』を聞かせるシーンが第一巻では一番印象に残りました。あそこを童話・絵本調に表現しているのは本当にグッジョブだと思います。
髪の毛チョッキンなショッキングシーンに関しては、原作の文章から感じた印象はもっと陰惨なイメージだったのですが、漫画版では結構あっさり気味な表現でしたね。まぁ、これは人それぞれ捉え方が違うので何ともいえませんが。
第2章はもっと酷い事になるしいいか…。
掴みはこんなところでいいよね、ガチホラーになっちゃうし。(私は一向に構わん!)
作画:兼宗先生
私が不勉強なだけかもしれませんが、この作品ではじめてお名前を知りました。
とても美しい絵をお描きになる方ですね。
「ファタモルガーナの館」の歪で美しい感じがとてもよく表現されていると思います。
あとがきの「うたた寝しているメル」のイラストも素敵でした!
ファタモルコミックスの表紙ラフのボツ。去年描いてたときメルも候補にいたんや pic.twitter.com/O2dVdoM3s6
— 兼宗 (@kane_mune) 2015, 3月 6
ツイッターにもイラストがアップされていました。振り向きメル良いね!!
秋田書店さんから出版される兼宗先生のファタモルコミックスは明日金曜6日発売記念 pic.twitter.com/O7GJxIuNe2
— 靄太郎@GA版3巻 コミックス3月発売 (@moyataro3) 2015, 3月 5
靄太郎先生による発売日記念のイラストも発見しましたよ!白い髪の娘可愛いんじゃ^~
この一冊から原作へ
コミックスということですぐ読めますし、シリーズ入門用にオススメです!
もちろん原作ファンにもおすすめできるコミカライズ作品になっているので要チェックやで!
男性は売り場が少女コミック売り場な上にレーベルもレディースコミックなのでハードル高いかもしれませんが、Let‘sチャレンジです^v^ノ
普段から「7SEEDS」とか少女コミックを余裕で購入している私に隙はなかった!
プレゼントフェア「絶叫フェス」ってのが開催中らしいですが、関連コミック2冊の応募券が必要になるんですよね。サイン色紙は欲しいけど、他に購入予定のコミックがない…。
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