私が敬愛する綾村切人先生の新刊『イヌカイ×トライヴ』の1巻が発売になりました。
『ガンガンONLINE』での連載という事もあって紙媒体の雑誌に比べると知名度は低いかもしれませんが、緻密なタッチと魅力的なキャラクター、そして原田庵十先生のダークでホラーなストーリーでこれからゴリゴリ人気がでるはずなので乞うご期待！
今回は発売記念ってことで綾村先生の過去作品を振り返ってみたいと思いますよ～
イヌカイ×トライヴ
《妖怪vs妖怪！黒姫山聖は鬼怪力可愛い！》
「狗族/くぞく」と呼ばれる特異な能力を持つ者たちが起こす怪奇な事件の数々。闇に潜みし「狗族」に対抗する為には、こちらも同じ怪異の力を持って制するしかない！モジャメガネの局長「護法京一郎」率いる狗族特別対策局『犬養部』出動であります！
綾村先生初の長期連載オリジナル作品！原作付きのコミカライズで積み重ねてきた先生の経験値がキラリと光ります！原作も『デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト』の原田庵一先生が担当されているので安心して読めます。
テーマも妖怪だし得意分野＆ファンのストライクゾーンど真ん中ですね！
関連リンク：【ガンガンONLINE:イヌカイ×トライヴ】
デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト
《アバドン王の後日談だから最初から二体同時召喚できます！》
大人気ゲーム「デビルサマナー葛葉ライドウ」シリーズのコミカライズ作品！シリーズ二作目である『葛葉ライドウ対アバドン王』の後日談なので、最初からかなり強い”ライドウ”が活躍してくれます。
コミカライズに対してあまり良いイメージを持っていなかった管理人の固定概念を払拭してくれた作品であり、このままゲーム化やアニメ化にも耐えうる良作でございます。
ライドウはモミアゲばっちりでイケメンっすわぁ～。
関連リンク：【ファミ通コミッククリア:葛葉ライドウ対コドクノマレビト】
RED GARDEN/レッド・ガーデン
《少女たちは一度死に、そして蘇る…。》
『GONZO/ゴンゾ』制作のオリジナルアニメーションをコミカライズした作品で、「月刊コミックバーズ」にて連載されていました。原作アニメーションは『プレスコ方式』という先に収録した音声に絵をつけるという、アニメでは珍しい制作方法で当時少し話題になりました。
作品の雰囲気と綾村先生のタッチが実にマッチしていてまったく違和感がない！スクリーントーンをほとんど使用せずにペンの技術のみで緻密な世界を表現していて、キャラクターの可愛さと歪な世界観が絶妙なバランスで成り立っている。耽美な感じがたまらない！
他には「親指さがし」のコミカライズなど…
実写映画化もされた「親指びさがし」のコミカライズも担当されていたのですが、これに関してはあんまり好きじゃないってのが本音です。映画も当時話題だった原作も読みはしましたが、全然グッとくるものがなかった作品なので。逆に言えばコミック版は綾村先生の絵と一部改変によってマシになってる気も…。
初期の読みきり作品である「鎌鼬殺人事件」と「パラホラ」に関してはコミック化されていないので読んだ事がないんですよねぇ～。そのうち短編作品集とか出してくれるかな！？
ざっと振り返ってみましたが、やっぱりダークな作品が多いですねｗ
その点、「イヌカイ×トライヴ」はかなりキャッチーな作風なのでオススメしやすいですなぁ～
局長はモジャメガネで今のところ良いとこ無しで、女の子はとにかく可愛いし～（無関係）
一話と最新話はためし読みもできるので、気になった人は読んでみてください。
「さぶかるちゃん管理人は綾村切人先生を応援しています！」
試し読み：モノノケガンガンWEB
Amazon：イヌカイ×トライヴ(1) (ガンガンコミックスONLINE)
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